「情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ」は、IoTを組み合わせた行動変容に関する研究について幅広く議論する目的で2022年4月に設立されました。新型感染症の流行や気候変動をはじめとして、社会や我々の生活様式におけるダイナミズムが増す中、個人の生活を尊重しながら社会との調和を実現できるような「行動変容」や、それにまつわる人と技術の関わり合いについて、多面的な側面から議論する場が求められています。
第3回の研究会を2023年3月6日(月)に、九州大学・伊都キャンパスで開催します。本研究グループと同じく、2022年4月に、九州大学・ICT行動変容研究ユニット(https://www.ict-bc.ait.kyushu-u.ac.jp/)が設立され、情報学を軸に、心理学、経済学、健康支援、都市工学などさまざまな分野の研究者が行動変容に関する学際的な研究が進んでいます。
学内だけではなく行動変容支援を行う企業との連携も進んでおり、今回は一般研究論文発表(口頭発表)およびデモ/ポスター発表に加え、研究ユニットや企業における行動変容支援に関する研究や取り組み紹介いただく企業セッションの発表も募集いたします。
行動認識、機械学習を含むデータ解析やモデル化、情報提示やアクチュエーション技術等を含む、IoTと行動変容にまつわる情報技術の研究について、研究者や学生の皆さんからの気軽な投稿と活発な議論を期待するとともに、さまざまな企業から社会実装事例など取り組みについて紹介いただき、研究者と企業のコラボレーションの場になることを期待します。
奮ってご投稿ください。
例えば下記の研究分野のような(これに限らない)IoTと行動変容に関わる広い分野の研究を募集します。
また、現在進行中 (Work-in-Progress) の研究の発表も歓迎します。
大学院生や学部生、一般企業様の発表も歓迎します。