新型感染症の流行や気候変動をはじめとして、社会や我々の生活様式におけるダイナミズムが増す中、個人の生活を尊重しながら社会との調和を実現できるような「行動変容」や、それにまつわる人と技術の関わり合いについて、多面的な側面から議論する場が求められています。
「情報処理学会 IoT行動変容学研究グループ」は、IoTを組み合わせた行動変容に関する研究について幅広く議論する目的で2022年4月に設立されました。
第2回の研究会を11月21日(月) 〜 22日(火)に合宿形式で開催します。
学生、研究者の方々の研究報告、 黒田 敏数(ATR)・大森 幹真(早稲田大学)をお迎えし「行動分析学とIoT」をチュートリアルいただきます。また、ポスター/デモ発表等を予定しています。
13:15〜13:30
13:30〜15:00
浜中 智己(慶應義塾大学), 坂本 一憲(WillBooster 株式会社), 佐々木 由樹, 水野 慎一郎 ,
土岡 由季, 川崎 康紀, 吉松 智美(株式会社リンクアンドコミュニケーション),
大越 匡(慶應義塾大学)
15:15〜16:45
19:00〜21:00
行動分析学を専門とする研究者が、「行動」についての視点・価値観、行動の測定の仕方、データの取り方などについて対話形式で行うチュートリアルセッションです。
モデレータ: 是村 由佳 (株式会社 コレムラ技研)
9:30〜11:15
11:30〜12:00
モデレータ: 岸野 泰恵(NTTコミュニケーション科学基礎研究所), 是村 由佳(株式会社 コレムラ技研)
IoT技術によるさまざまな支援は,人にとって行動変容をもたらす.しかし,IoT技術の専門家にはこの行動変容を行動分析的に分析することは難しく,アンケート評価などに終わることも多い.一方で行動分析の専門家はIoT技術に精通していない場合が多く,IoT技術が行動分析,行動変容がどのように役に立つのか詳しくはない.そこでIoT技術によりビニールハウスをセンシングした実験において,データを示したり,研究者とデータを元にやり取りをしたことが,農家の方の行動にどのような影響を与えたかを元に行動分析学的な観点から解説を行い,連携に向けた第一歩としたい.
12:00〜12:30
・Affective Computing
・Persuasive Computing
・行動経済学・動機付け / Behavioral Economics, Motivation
・行動変容に向けたIoT / IoT for Behavior Transformation
・ITヘルスケア・福祉支援 / IT Healthcare, Welfare Support
・行動変容に向けた情報デザインの手法・方法論・アプローチ・実装 / Information Design
・Methods, Methodologies, Approaches, Implementations for Behavior Transformation
・行動変容に向けたウェアラブルデバイスの活用 / Utilization of Wearable Devices for Behavior Transformation
・マインドフルイーティング / Mindful Eating
・コーチング / Coaching
・学習支援 / Learning Support
・個別適合 / Individual Adaptation
・社会行動学 / Social Ethology
・行動分析・メトリックス / Behavior Analysis, Metrics
情報処理学会IoT行動変容学研究グループ 第2回運営担当
ロペズ(青山学院大学) / 松田(奈良先端科学技術大学院大学)、岸野(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、是村(株式会社 コレムラ技研)
bti-sympo_papers@sig-bti.jp
実空間会場 (大和高原ボスコヴィラ) での新型コロナウイルス感染防止対策については、皆さまの健康と安全のために、下記の点についてご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
◎ 起床時:自宅等で体温測定等の体調確認を行ってください。体調がすぐれない場合は現地参加を控え、オンライン参加に切り替えて下さい。
◎ 青山学院大学入構: ビル1F警備室にて記帳をお願いいたします。
◎ 受付にて
◎ 不織布マスクを常時着用ください。
◎ 3密回避のため、ソーシャルディスタンスを十分 に確保してください。
◎ 会場内での飲食はお控え下さい。(水分補給を除く)
◎ 会場、トイレ等本シンポジウムに関係ある場所以外の場所への立ち入りは禁止します。
◎ 別途、発表時の対策についてご連絡いたします。
上記のような新型コロナ対策は実施いたしますが、感染のリスクをゼロにすることはできません。また、本シンポジウム自身だけでなく、2週間前からのご自身の行動、当日の会場までの移動なども、感染のリスクを押し上げる可能性があります。
本シンポジウムに参加される皆様には、感染のリスクがゼロにはならないこと、感染リスクはみなさん1人1人の行動によって変わりうることをご理解いただいた上で、現地参加をご検討いただきたいと考えています。
参照: 情報処理学会 本会における新型コロナウイルス感染症への対策について
https://www.ipsj.or.jp/topics/coronavirus-2020.07.07.html